矯正治療に向け、学習と体験の効果を実感

2009年5月4日

 噛み合わせが悪いことが原因で体調が良くない患者さんが最近増えています。歯の矯正をしないと治せないため、3年前から「歯の矯正」の勉強を本格的に始めました。私自身、勉強のため、去年の10月から岡山の師匠に歯の矯正をしてもらっています。また、師匠の開く講習会にも参加しています。

 このほど師匠の勧めもあり、去年受けた基礎コース(2日間)を再受講しました。初日の講義が去年よりかなり分かり易くなっていましたので聞きましたら、「今まで何年も同じ資料を使っていたので根本から作り変えた」とのことでした。使い慣れているものを見直す機会はなかなかないものですが、これを機
に私も、患者さんへの説明に使用する資料をより分かりやすく作り直すことにしました。

 講習2日目も、去年と比べ想像以上に分かり易かったので、「やはり資料を作り直したのですか?」と聞きましたら、意外にも「全く変えていないよ」という答えでした。「あなたがしっかり勉強しているから理解力が上がったのだと思うよ」と嬉しい言葉を頂戴しました。

 講習会はこれまで10回以上受けてきました。矯正治療を行っていなくても、知らぬまに師匠と同じような治療方針を立てられるようになっていることに気付き「継続は力なり」を実感しました。また、矯正治療を行う先生たちの症例発表会に参加しましたが、先生たちが不安に思っていることは、実際に矯正治療を受けている私にとって体験済みのことばかりでした。患者さんに矯正治療を行う前に「まず自分が体験」という試みは、患者さんの気持ちが分かるだけでなく、私もまだ気付いていない色々なメリットがあるようです。

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